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村上精機では厳しい精度をクリアしながら、低コストでの組立が可能という点を強みとしております。
その理由は、部品加工と組立をセットで請け負うことが可能だからです。
管理の工数や中間マージンの削除以外に、組立前の部品加工段階の工夫もあります。
ここで、村上精機が誇る高精度組立の背景をご確認いただき、皆様のお役に立てれば幸いでございます。
一般的な部品加工では、部品単体で図面通りの精度を出します。
しかし、組立部品においては、部品単体で精度が高くとも、組立時の最終的な精度に誤差が発生することがあります。
高精度な組立に必要な精度とは、「組立時に正しい精度を出す」ことです。
部品は単体で使うものではなく、組み合わさっていくという考えが重要であり、部品加工を行う際の「組み立てて、調整する」という意識が精度に大きな差を生みます。
私たちは、必ずしも部品一個一個が高精度である必要はなく、部品が組み合わさったときに正しく精度を出すことが重要だと考えています。
低コストで高精度の組立を実現するには、第一に加工段階における工夫が必要になります。
これは、村上精機の長年の技術と言わざるを得ないのですが、図面を見て、部品個々に求められる精度や強度、機能性などを理解してから加工を行うことが大きな工夫です。
組立時に調整するポイントと、加工時に気を配るポイントをあらかじめ理解しておけば、過剰品質が回避できますし、組立時と加工時における精度測定の重複等も解消できます。
部品個々に求められる精度や強度、機能性などを理解する、ということは素材に対しても同じです。組立部品を加工する中で、「指定された素材よりも別の素材を用いた方が機能性はそのままで低コストになる」という場合があります。
当然、「図面において、その素材が指定されている理由や目的」を踏まえた上で、ご提案させていただきます。
もちろん、素材への調達も弊社が行いますので、お客様の手をわずらわせることはありせん。
お客様と WIN-WIN で仕事が出来るよう、あらゆるご提案をさせていただきます。
品質は絶対です。その信頼の証として、弊社では高精度の検査機器を用いて精度の測定をおこなっています。組立の際に用いる代表的な検査機器をご紹介いたします。
精密加工された機械部品を組み合わせる場合、部品1つ1つをいくら精密に加工しようとも、わずかとはいえ誤差が積み重なるので、機械全体で見た際に誤差が大きくなってしまう場合もあります。
一度組み立てた部品に関しては機械で研磨することが出来ませんが、きさげならば部分的な加工が可能ですので、組立後の最終的な誤差を低減することが出来ます。
また、そのわずかな誤差を部品同士で相殺させて、精度を高めることも可能です。
弊社は超精密部品の加工や組立のエキスパート集団として、1948年に創業しました。
以来、超精密部品の製造や工作機械・精密測定器の高精度化に携わってきました。
半世紀以上にわたり培われた弊社独自のノウハウと経験により、
様々なお客様から超精密加工のパートナーとして高い信頼をいただいております。
超精密組立に関することは、弊社にお任せ下さい。