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村上精機では、これまであらゆるお客様の様々な課題に対して、技術や知識を応用し、解決策を導いてきました。
こちらでは、その一例をご紹介しています。
製造する製品について、求められる精度を保ったまま、コストダウンを図りたい。
自社内で図面から見直したが、良い解決策が見つからない。
なんとかならないだろうか?
まず、何のために使用される機械なのか?という根本的な部分を、図面をもとに見直しました。性能重視の図面においては、本来必要な精度に対して、多くの不要な機能が存在する場合があり、それが過剰品質に繋がります。そういった部分を現場視点をもとに設計し直すことで、コストダウンを図りました。また、指定されていた材料も別のものに変更することで、コストダウンに繋げました。耐久年数はやや劣るものの、交換可能な部分だったため、別の材質で部品を作ることをご提案しました。
このように、適材適所の設計を行うことで、実現可能な予算に抑えることができました。
1ミクロン以下の精度を持った、測定器を検査するゲージを作りたい。
測定器は、製品として成り立つ最大または最小値を規定し、測定するための機械なので、かなりの高精度が求められるが、可能だろうか?
まず、どれだけの精度が必要なのかを明確にし、それに見合った適切な超精密加工を行いました。村上精機ではラップ加工や放電加工などの特殊な技術があり、それらを組合わせることが可能です。これにより納期やコストをコントロールし、さらには一定水準以上の精度を実現させることができます。また、最終的な検査もこちらですべて対応させていただくことが可能であることも大きな特徴です。
これまでに事例のない新しい機械を作りたいが、目的達成のための加工精度をはじめ、ノウハウが不足しており、どのように作業を進めれば最適なのかが分からない。
弊社では、新規開発にあたって設計段階から深く関わることが可能です。新製品の開発の場合、課題となるのが“仕様に対して、実際にはどういった加工や材料が必要なのか?”ということを突き詰めていくことです。弊社は設計時から、最適なスペックを実現するために、本当に最適な加工や材料は何か?を明確にしていきます。
また、弊社では加工から組立てまでを一貫で行っているので、開発に引き続き、改良のご相談にも迅速にお応えすることができます。
「堺技衆」とは、堺にある企業の中で技術力に秀でた会社や世界に誇れる会社が認定されるものです。
弊社は「機械化、省力化が不可能な「きさげ」技術を有し、超精密工作機械や測定機に欠かせない高精度なすべり面を提供する。」という点を評価していただきました。